2007-07-27

2006-07-03 (月) デキサルチン軟膏

 デキサルチン軟膏(Dexaltin Ointment)(0.1%、5g、日本化薬)について、以下に箇条書きする。

・ 口腔粘膜疾患治療剤である。

・ 有効成分はデキサメタゾンで、副腎皮質ステロイド(adrenocortico steroid)外用剤。

・ 1日1回~数回塗布。

・ 効能は、難治性口内炎(stomatitis)、舌炎(glossitis)に有効な副腎皮質ホルモン(adrenocortical hormone)剤。痛みを伴なう様な口内炎に効果がある。

・ 副作用は、口腔の感染症(infection)、過敏症(oversensitivity;hypersensitivity;anaphylaxis)等が現われる事がある。口の中に細菌(bacterium)や真菌(mycosis) (特にカンジダ菌candida)が繁殖する事がある。

・ この薬(軟膏)は唾液で濡れていると付き難いので、患部(the affected part)を乾かしてから薬を塗る様にする。粘膜にくっ付き易い様に出来ているそうだ。

次に、この薬に付いていた「口腔用デキサルチン軟膏のつけかた」を転記する。
1. まず、手を洗い、指先を清潔にする。
2. 口の中をすすいできれいにする。
3. 患部を薄く覆う程度の量のデキサルチン軟膏を指先にとる。
4. 指先に取ったデキサルチン軟膏を患部にすり込まない様、静かに伸ばす様につける。
5. デキサルチン軟膏をつけた後、唾を吐いたり、うがいをしない様にし、つけた後30分位は飲食を控える。
6. 食後や就寝前につけるのが効果的である。
7. デキサルチン軟膏をつける回数は症状によって異なるが、1日1~数回つける。
8. つけた所からはがれたデキサルチン軟膏を、飲み込んでも体に害は無い。
9. 使用後はチューブの口、及びその周辺に付着した軟膏を拭き取った後、キャップを閉めて保存する。
※デキサルチン軟膏をつけた後で、何か異常があったら先生に報告する。また、先生から特別に注意された事を守るようにする。

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