2007-07-07

2006-06-18 (日) DPC 医療費包括化について 

 KB先生が来られると、時々色んな雑談になる事がある。北陸やアメリカの大学にも行っておられた様で、医療現場が違うと方針も違う等、興味深い話も多い。

 今日は、大学病院もやり繰りが大変、という話から、DPC 医療費包括化という制度の話をされた。Diagnosis Procedure Combinationの略みたいで、直訳すると診断・診察行為組み合わせ(診断郡分類)となるのだろうか。計算式があるらしく、【報酬総額×係数(0.7~1.4)】という式で、この係数は病院によって与えられる係数が違ってくる。例えば1,000万円の支払請求に対し、ある病院(係数が0.7と与えられている)では700万円、別の病院(係数が1.4)では、全く同じ請求内容でも係数が違う為、1,400万円の支払いを保険から受けるという事である。病院によっては左団扇の所もあれば、やり繰りに追われる所も出てくるという。そのDPCという制度が出来た為に、この病院も色々と計算等が大変なのだそうだ。

  どうしてこういう事になっているのかは知らない(ちょっと理解不足で、ちゃんとまとめきれなかった)が、インターネットで調べていると、DPCはDekirudake Poor & Cheapの略だ、と皮肉っているページがあり、これが私の中では受けてしまった。

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