2007-07-08

2006-06-19 (月) 献血ヴェノグロブリンIHについて 

 献血ヴェノグロブリン-IH ヨシトミ(Kenketsu Venoglobulin-IH YOSHITOMI) (2.5g、50ml)を2本点滴された。これは50ml/hの速さで点滴するもので、『ポリエチレングリコール(polyethylene glycol)処理』、『人免疫グロブリン(献血国:日本)』と書いてあった。

 どんな時にこれを点滴するのか等、先生に訊いた所、現在の私は、Ig-G(免疫グロブリンG;immunoglobulin G)が500以下になり、ステロイド(steroid) (免疫抑制)も使っている為、またIg-Gは増えないので、免疫力が非常に落ちている状態で、これを補う為にγ-グロブリンの点滴をした方が良いと思われ、実施する事にした、と説明された。

 以下にその他の内容を、箇条書きする。
・ 免疫グロブリン抗体が不足して抵抗力が弱い人に対して、細菌(bacterium)やウイルス(virus)から体を守る為に、免疫グロブリンを補う薬。

・ 血液製剤(blood preparations;blood products)の為、アレルギー(allergy)反応が出る事もあるので、ゆっくりと時間をかけて点滴をするらしい。

・ ヒト免疫グロブリンGの血液由来成分

・ 副作用に、発熱(pyrexia、fever)、頭痛、吐き気(nausea)、手足のむくみ(swell;bloat)、倦怠感(malaise)、尿量減少、皮膚掻痒、咳(cough)、くしゃみ(sneezing)等。

・ γ-グロブリンはヒト血液(加熱)製剤で、非常に高価な薬である。これは月3回までは保険が適用される、と言った薬だそうだ。薬価は29,716円×2本という事になる。ちなみに、この薬は使えば使うほど病院側の持ち出し(負担)が多くなる薬だそうで、これはDPC(医療費包括化)導入の為にそういう事になったと言う話だった(6/18 DPC(Diagnosis Procedure Combination)参照)。

 この点滴が原因かどうかはわからないが、点滴が終わる前後、しばらく寒気がし、指先も冷えてしまったが、体温は36度であった。14時半頃、体温を測ると37.2度と微熱(low grade fever;subfever)が出ていたがすぐに正常値に戻った。アレルギー反応が出るかもしれないと言われたので、入院最初の輸血(blood transfusion)の時みたいに緊張したが、何も起こらなかったのでホッとした。

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