2007-07-05

2006-06-16 (金) フロリードゲルについて 

 歯茎(歯肉:gum;gingivae)の具合が悪いと言った結果、『フロリードゲル経口用(2%、5g)』というのを1日あたり0.5本の割合で都合6日分を処方された。フロリードゲル(Florid oral gel)は口腔・食道カンジダ症(candidiasis)治療剤である。これにはミコナゾール(miconazole)が20mg/g含有の塗り薬である。

 この薬には『この経口用剤の効果的な使い方』という服用の手引きが添えられてあった。それによると
1.先ず、うがい(gargle)をして口の中を清浄にする。

2.薬の含み方として:適量、又は指定量を1回か、量が多い時は何回かに分けて口に含む。チューブから直接・きれいなスプーンを用いて・よく洗った指先にとって、等と例示されている。

3.口腔内にカビ(molds;Fungi)が生えていると言われた場合:薬を舌でまんべんなく口内に塗り広げ、この状態で出来るだけ長く口内に含んだ後で飲み込む。入れ歯の人はよく洗浄した入れ歯にも少し薬をつけておく。  食道にカビが生えている(口内に異常が見られない)と言われた場合:薬を口内に5分程度含んだ後で、少しずつ飲み込む。

4.服用後、少なくとも1時間位はうがい、歯磨き、飲食をしない様にする。

 以上、今迄で経験した事の無い類の塗り薬である。

  このカンジダ菌とは、主として健常人の口腔、消化管等に常在菌としてみとめられる酵母菌(yeast)の一種で、宿主の全身的・局所的抵抗力の減弱によって病原性を発揮し、皮膚粘膜に病変を生じるのだそうだ。私の場合、口内はあちこち白くなった部分が見られ、これがカビかもしれないとの事だった。いずれにせよ、カンジダ症に罹ったのかもしれないとか、口内にカビが生えている等とか言われると、複雑な気分である。

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