2007-07-10

2006-06-21 (水) 下剤など 

 入院して環境が変わって、便秘気味になった時、ナースに下剤(cathartic)を下さいと頼むと、何故か浣腸剤(enemas;clysters)と思われてしまい、看護師長に話が伝わり、「血液腫瘍科の患者さんは下手に浣腸剤を使うと、出血してしまい、出血が止まらなくなったりするのを恐れて浣腸剤は処方しない」と説明されに来られて戸惑ってしまった事がある。単に便を軟らかくする薬とか、緩下剤(laxative)の飲み薬が欲しいと理解して貰うのに時間がかかってしまって難儀した。

 5月中旬頃から、便通によって肛門が切れるのを防ぐ意味で、酸化マグネシウム(magnesium oxide:カマグ)を1日3回飲む様になった。副作用の1つに便秘(constipation;obstipation)があると言われるオンコビン(Oncovin)が投与される前後は1日4回に増やしている。酸化マグネシウムは便を軟らかくする作用がある。

 プルゼニド錠(Pursennid)12mgは9時間後位に効く下剤(cathartic)だそうだ。腸を動かす作用があるらしい。

 ラキソベロン液(Laxoberon Solution)7.5mg/mlは、1ml中にピコスルファートナトリウム(Sodium Picosulfate)7.5mg含有(1mlは約15滴)の便秘薬で、大人は最初10滴位から始めて、10~20滴位の間で各自調整する。水などに滴下して(希釈して)服用する。今回私の場合はプルゼニドからラキソベロンに変える事になったのだが、ラキソベロンは腸を動かす作用に加え、便も軟らかくする作用もあり、酸化マグネシウムとの併用が可能だそうだ。

 同様の下剤でラキソセリン液(Laxoselin solution)というのを入院前は使った事があったが、これも水で希釈して服用する。この原液が甘かった覚えがあるので、試しにラキソベロンもちょっと舐めてみたが、やはり原液は甘い味がする。

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