今朝は採血(3本)。頭痛(headache)少々、ロキソニン(Loxonin)を飲む。指先しびれ少々。のどの痛みは殆んど無し。首肩の凝り少々。昨日に続いて今朝もシャワーを予約する。しばらくずっとホットタオル体清拭のみだったので、一回位のシャワーではなかなか垢を落としきれない。
10時40分から11時5分、マルク(Mark:骨髄穿刺;bone marrow puncture)が女医のKN先生によって行われた。入院時に次いで2度目で、前回は大学院へ進学されたTS先生であった。麻酔注射も痛いが、やはり、麻酔(anesthesia)で効き切らないなんとも不快な鈍い痛みがある。夕方に大まかな検査結果が出るそうだ。
恒例の抗生剤(ペントシリンPentcillin、タゾシンTazocin)の点滴は、10時・15時・21時に、抗菌剤のタゴシッド(Tagocid)200mgの点滴はマルクの後の午前11時15分にあった。
一昨日で増白血球剤のノイトロジン(Neutrogin;G-CSF)注射を終了したが、血液検査の結果、白血球(WBC;white blood cell)は僅かながら1,100と微妙に増え、外泊許可がKB先生から出た。好中球(Neutrophil)が1,012個になるので感染(infection)の恐れがある500個より多い1,000個台になったのでぎりぎり許可が出たらしい。期待されていた値、3,000~5,000には全然達していないのだが、それより外泊許可(exeat;overnight)が出た事の方が今は嬉しい。
血小板(PLT:platelet)は37,000から51,000へと自力で増加し始めており、先生の期待に応えたみたいである。血球を作っているかどうかの目安になると教えて貰った網赤血球数(reticulocyte)は、標準値にはやや達していないが6.7に上昇しており、血液が作られ始めている感じで良いという。CRPの値が2.8とまだ高めなのだが、今日で全ての抗生剤・抗菌剤の点滴は終了するとの事。
TNB先生は外泊許可に対して微妙な顔をされた。自宅は病院から近い事を告げると、熱が出たらすぐ病院へ戻る様に、人込みを避ける様に、出来るだけ加熱食を採る様に等と色々注意事項を言われた。お酒はと一応聞いてみると、「えっ」と少し詰まられてから、ほどほどならばと許可を出してくれた。そして、今日か明日のどちらを外泊にしたいかと聞かれた。この口調から1泊しか無理らしい事を知り、今からなら外泊の自由時間が少なくなし、マルクで心身共に疲れている事もあるので、明日の土曜日に外泊の願いをする。来週火曜から次の治療開始ならば、出来れば2泊3日の外泊を許可して欲しい所なのだが。。。
骨髄穿刺の結果も教えてくれる。白血病細胞(leukemia cell)が1~2個見られたそうだ。入院時は100個中90~94個あったのが、1~2個、即ち1~2%になった事になる。私はやった、寛解(remission)だと思ったのだが、先生の反応は何故かハッキリしなかった。TNB先生は、一応5%以下なので、寛解状態といえるが、入院時に白血病細胞が非常に多かったのが原因で叩ききれていない感じだという。Bコースでさらに強力に叩くので頑張りましょうと言われる。
紹介されて購入した本では、5%以下なら寛解とあったので、晴れて第一段階クリアの状態になったと思ったのに、先生方(この病院で)はそれよりもっと厳しい基準で白血病細胞が検出されない位になくなるのを目指していると聞かされた。それによると、定義では5%以下で寛解とされているが、この病院では0.01%レベルで精密に白血病細胞の有無を検出できる検査(フローサイトメトリー)があるので、先ずはそのレベルでのゼロを目指しているという。1%レベルとは細胞100個中1個、10,000個なら100個腫瘍細胞が見つかるレベルだが、先生達は0.01%レベル未満、即ち10,000個中1個未満になったら寛解と考え、治療で更にそれ以上の撲滅を目指しているらしい。ちなみに外注のRT-PCR法なら10万個に1個レベルで検出できるが、結果が出るのに時間がかかるので、今日病院で出せる検査結果を教えてくれたのだった。
夕食前後、しばらく鼻血(epistaxis)が止まらなかった。外泊許可が出て少々興奮したせいか、職場から届いた小包の、仲間からの見舞いの品に添えられた手紙に少々涙して鼻をかんだせいか。いずれにせよ、2~3日前から鼻をかむと血が少々ついてくる。夜は明日の外泊の用意をする。母からの電話で明日の外泊許可が出た話を報告する。喜んでくれる。入院後初の外出で、心配をかけていた母にやっと会える。
【血液検査結果】4/21
WBC(白血球数)1,100 [/μl]、HGB(ヘモグロビン) 7.3 [g/dl]、PLT(血小板数)51,000 [/μl]、網赤血球数(reticulocyte) 6.7[プロミレン]、好中球(Neutrophil) 92.0%、リンパ球 5.0%、単球 (Monocyte) 3.0%
GPT 34[IU/l]、ALP 445[IU/l]、γ-GTP 250 [IU/l]、尿酸(UA) 2.2[mg/dl]、BUN 6[mg/dl]、CK 19[IU/l]、CRP(炎症反応) 2.8[mg/dl]、好中球数1,012[個]
2011/03/ 13 (日) 東北関東大震災、献血のご協力を!
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マグニチュード
9.0、世界史上4番目という未曾有の大地震が東北・関東地方で起こり、甚大な被害が出ており、大津波による、目を覆いたくなる様な被害には、ただただ、被災者の皆様のご無事を祈る他ありません。
・ 震災直後の日本全国の震度(気象庁)
・ 三陸沖津波観測情報(気象庁3月11日15時25分)
・ ...
13 年前
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