なんだかよく眠れたのかどうかさっぱり分からない。一晩中なんとなく騒がしく感じて眠たい。久々に大部屋になったせいだろう。
指先のしびれ、いつも通り。9時頃から頭痛(headache)が始まり、ロキソニン(Loxonin)を飲む。のどの痛み殆んど無し。首・肩凝りは引き続き今日も痛い。TGナース、首に温タオルをあてた後マッサージをしてシップを貼ってくれたおかげで随分楽になる。ここ2~3日、鼻をかむと血がついてくる。そんなに強く鼻をかんでいるつもりはないのだが。。。また今日の昼食時、歯の隙間に魚の骨か何かが詰まり、爪楊枝で取る時傷付けたのか、しばらく歯ぐきから血が止まらなかった(5~10分位)。ちょっと血の止まり方が悪いか?
採血(2本)あり。抗生剤(ペントシリンPentcillin、タゾシンTazocin)の点滴は、9時・15時半・21時半にある。 抗菌剤のタゴシッド(Tagocid)200mgの点滴は午前10時半にある。
水曜恒例の教授回診(今日は教授代理のIK先生)では、先生がとても嬉しそうに「お姉さんとHLA(骨髄の型:Human Leucocyte Antigen)が一致して良かったですね~~」と話されて去っていかれた。これで病気も治ったと言わんばかりの明るさであった。いよいよ骨髄移植(bone marrow transplantation;BMT)は私の治療には避けては通れないもの、絶対必要なものと考えなければならない様だ。他の選択肢は私の場合、お勧め出来ない、という事か?
TNB先生から金曜日にマルク(Mark:骨髄穿刺;bone marrow puncture)、来週からBコースを始めると告げられる。また、白血球(WBC;white blood cell)がやや増えた程度だが、白血球を増やすノイトロジン(Neutrogin;G-CSF)は今日迄とするとの事で、15時半に最後の注射があった。内服薬のザイロリック錠(Zyloric)も本日迄で(中断ではなく)終了だそうだ。
KB先生より今日の血液検査の結果を教えて貰う。白血球数は1,000で思ったより増えず、血小板(PLT:platelet)の上がり方も今一つらしい。「金曜の結果を見なければ分かりませんが、週末の外泊は微妙~~という所ですね」といわれてしまう。白血球は本来どれ位の増加を期待していたかを聞くと、本来ならば3,000~5,000なのだそうだ。今日で白血球を増やすノイトロジンの注射も終わるので、金曜日は果たしてこの1,000という数字を維持出来るのか、このまま増えてくれるのか、といった状況らしい。金曜の結果で増えていたら多い方が感染(infection)の危険性が減るので、外泊許可(exeat;overnight)も出る可能性はあるらしい。治療方針を聞くと、ノイトロジン注射を止めると白血球の増加は明らかに減るだろうし、下手をすると今の私の状態ならこの値を維持するのが精一杯かもしれなく、その場合はある程度で見切りを付けてBコースに突入する事になるという。つまり悪い白血病細胞(leukemia cell)が増えだす前に次の治療に入るという。その場合、外泊はもしかしたら微妙、と言った感じなのだそうだ。はぁ~。
ネットで調べてみた中で、成人の急性リンパ性白血病(acute lymphocytic leukemia;ALL)の場合、初発での完全寛解率は80%で、治癒率は30~50%という記事を見つけた。成人ALL長期生存率は30%で、成人ALLの30%はPh+(フィラデルフィア染色体陽性の略:Philadelphia chromosome positive)で予後不良だとか。しかし、私が受けているのと同じ治療法での結果というものが見当たらず、この記事をどこまで参考にすれば良いか、難しい所である。
入院時に言われた事だが、私が受けているHyper CVAD療法はまだ新しい治療法で、日本での治療成績は今やっと5年に達し始めたあたりらしい(ここの病院では、入院時には5年ではなく、4年無病生存率しか出ていなかった)。ネットのHPやブログで色んな情報を手に入れる事が出来るが、自分の本当に欲しい情報というものはなかなか見つからない。手に入れた情報も、どれを取ってどれを捨てるか、最後の判断は自分。専門家でないので、読み砕くのも大変だが、悲観的には読み取らず、医学は日々進歩しているので、最新ではないが、最近のデータとして客観的に読む様にしている。
【血液検査結果】4/19
WBC(白血球数)1,000 [/μl]、HGB(ヘモグロビン) 7.6 [g/dl]、PLT(血小板数)37,000 [/μl]、網赤血球数(reticulocyte) 4.1[プロミレン]、好中球(Neutrophil) 86.0%、リンパ球 10.0%、
GPT 33[IU/l]、ALP 415[IU/l]、γ-GTP 253 [IU/l]、尿酸(UA) 2.0[mg/dl]、BUN 6[mg/dl]、クレアチニンキナーゼ(CK) 19[IU/l]、CRP(炎症反応) 4.1[mg/dl]、好中球数860[個]
2011/03/ 13 (日) 東北関東大震災、献血のご協力を!
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マグニチュード
9.0、世界史上4番目という未曾有の大地震が東北・関東地方で起こり、甚大な被害が出ており、大津波による、目を覆いたくなる様な被害には、ただただ、被災者の皆様のご無事を祈る他ありません。
・ 震災直後の日本全国の震度(気象庁)
・ 三陸沖津波観測情報(気象庁3月11日15時25分)
・ ...
13 年前
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