2007-04-05

2006-04-01(土) Aコース(1回目)5日目

 今朝はしんどい。朝食は和食ではなくパン食をお願いしており、月・水・金は白の食パンが2枚、透明な袋に包装されて出てくる。こう言っては何だが、とてもおいしくない。火・木・土・日は日替わりの菓子パンなどが2個、個別に包装されて出る。こちらは食パンよりはまだ食べられる。朝食はもともとそんなに食べる方ではないので、日替わりパンを毎日一個、残る一個は翌日の朝食に回し、もったいないとは思ったが、食パンは食べずに返した。その他、バターまたはジャムにサラダとパック入り牛乳、果物が出た。同室の患者さんはそれ以外に棒ウィンナーとかプロセスチーズを食べる人、その他おかずを食べる人など、自由であった。今日は部屋を移動して一人になって初めての朝食。少しむかつくのでバナナとサラダのみで朝食を済ませる。

 私は毎日便通のあるタイプなのだが、入院以来共同トイレに点滴につながれての蓄尿、尿計測等、非日常を繰り返しているせいか、便秘(constipation;obstipation)気味になり、入院3日目に軽い下痢(diarrhea)を飲み、その後、少々あったのだが、その時、少し肛門(anus)付近が切れたらしく、ちょっと痛かった。今朝、ようやくしっかりとした量の便通があったのでホッとしている。

 午前中、いつもの様にKB先生の回診(round)があった。ここ数日色々と本や手帳の記録を調べたりして分からない事等を質問した。白血病(leukemia)で、慢性 (chronic)も急性(acute)も難儀な病気である事は変わらなかったが、改めてどう違うのかを聞いてみた。慢性と急性とでは遺伝子的に全く違うもので診断に間違え様がないらしい。丁度半年ほど前に『胸苦しい』と手帳に記録しているが、その頃から発症していた可能性はあるのか、と聞いてみたが、急性か慢性かという事実は変え様が無いらしい。

 治療開始後、ホットタオルで体清拭をしているだけだったので、看護師さんに頼み洗髪をしてもらう。共同の洗面所と洗濯場の片隅に洗髪所があり、美容院での様な背中が倒れる椅子に乗り、看護師さんが丁寧に洗ってくれ、ドライヤーまでしてくれた。まだ脱毛は始まっていないみたいだ。

 昼食もむかつき、食欲無し。午後の水分(ソルデム、メイロン)の点滴も始まる。この点滴が5~6時間で終わったら、Aコースはしばし中休みで点滴がなくなる。また、尿計測も今晩12時までで終了になる。バンザイ。

 夕食時は食欲が全くわかなくなった。というより、食べるのが苦痛になってきた。しかし、食べておかないと病気に勝てないと思い、無理やりおかずのみ口に詰め込むが、全身“さぶいぼ”が出るほどつらい。夜、母や友人より電話がある。気がまぎれてうれしい。

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