CRP(C-反応性蛋白:C-reactive protein)値が高かった(炎症反応があった)為、昨日から急遽始まった抗生剤(antibiotic)の点滴は、時間は少々前後したが9時、15時、22時の1日3回。昼前には化学療法(chemotherapy)12日目のプログラム、ステロイド(steroid)のデカドロン(Decadron)の点滴、約一時間。今日の点滴予定はこれだけだが、抗生剤の点滴が面倒だ。6時間おきにあり、その度に点滴棒に繋がれる拘束感がある。この抗生剤さえなければ今日はデカドロンだけでおしまいなのだが。
のどの痛みはかなり少なくなる。また、指先や舌先のしびれ(numbness)も少なくなる。これは抗生剤の点滴のせいかと思っていたが、ステロイド(デカドロン)のせいだという。ステロイドはこんな症状を隠してしまう所があるので注意する必要があるのだとか。先生方によるとデカドロン(ステロイド)副作用に不眠症(sleeplessness)や躁鬱(manic depression)があるそうで、その為に昨夜よく眠れなかったのではといわれる。そういえば入院当初の3/28-3/31もデカドロンの点滴があったが、この間不眠傾向だった。環境が変わっただけではなかったらしい。その他にも“多幸感”というのもあるという。そのせいか、一日気分がよい。デカドロンの点滴は月曜日迄だが、それが終わると火曜からまたグッタリしてしまうのだろうか? とにかく調子が良いので事務や手紙の下書き等、色々仕事をする。
あるかどうかと気にしていたら、いつもより早く月経(menstruation;menses)が始まってしまった。通常は4~5週間であるのだが、前回は緊急入院直前にあった。入院して血球を殺す化学療法をしている最中で、血もしょっちゅう抜かれて検査されるし、輸血もしたり等していて、果たして次はちゃんとあるのかどうか、またあったとして、月経の間、治療以外にも経血で血が失われる訳である。大丈夫なのだろうかと心配していた。先生に聞いてみると、あっても心配はないが、人によっては化学療法の治療で止まってしまう人や、逆に薬で月経を止めてしまう場合もあるという。いつもと違う異常があれば報告して欲しい、との事だった。
夜、母より電話あり。母は最終的には私が本当の事を母に言わなかった(再生不良性貧血(hypoplastic anemia)だと告げて入院した)事を恨んでいるというので、口論になってしまった。何の為に私は苦しんで気を遣ったのか、まるでこの努力は無駄だったという事になり、悲しいだけの最悪の気分になってしまった。母が多発性脳梗塞脳梗塞(cerebral infarction)でなければ、元気な頃の母ならば、医学的知識も豊富でいつも的確に診断してくれていた母に、真っ先に相談したかったし、そうでなくても母に相談して病気の事を一杯聞きたかった。裏目に出たのが悲しくさびしい。
2011/03/ 13 (日) 東北関東大震災、献血のご協力を!
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マグニチュード
9.0、世界史上4番目という未曾有の大地震が東北・関東地方で起こり、甚大な被害が出ており、大津波による、目を覆いたくなる様な被害には、ただただ、被災者の皆様のご無事を祈る他ありません。
・ 震災直後の日本全国の震度(気象庁)
・ 三陸沖津波観測情報(気象庁3月11日15時25分)
・ ...
13 年前
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