2007-04-21

2006-04-17 (月) Aコース(1回目)21日目 

 のどの痛みと肛門(anus)の痛みは軽減してかなり楽になってきている。指先のしびれは相変わらず。頭痛(headache)も相変わらず。頸痛(neck pain)・肩凝りはまだ続く感じ。月経(menstruation;menses)は終わったと思ったのに昨日に続きまだ少し経血がある。いつもと違って変である。今回なかなか終了しない? 今朝は快便。体重は入院して2~3kg減ったが、現在病院食(おかずとめし120g)を残さず食べる様にしているのが丁度良い量らしく、体重が安定してきている。

 採血(5本)と検便(fecal examination、scatoscopy) 2本あり。検便ではCDトキシンAは陰性だったとの事だった。恒例の抗生剤(ペントシリンPentcillin、タゾシンTazocin)の点滴は、今日は1日3回、9時・15時・21時にある。今日から夜の点滴は22時ではなく21時にしたとの事。 15時に白血球(WBC;white blood cell)を増やすノイトロジン(Neutrogin;G-CSF)注射。抗菌剤のタゴシッド(Tagocid)200mgの点滴は1日1回、午前10時半にある。

 治療に半年位かかると聞かされているが、点滴に欠かせない胸から出ているCVカテーテル(central vein catheter;中心静脈カテーテル)というものはその間、もつのかTGナースに、聞いてみた。すると半年ももたない患者さんも多いと言われ、ビビッてしまう。あんな辛い思いをまたしたくはない。但し、CVカテーテルを入れ替える事になったとして、新しく胸に穴を開ける(挿入する)のではなく、現行の所に新しい管を差し替えるのだと教えてくれる。どちらにせよ、そういう事態にならない事を祈るのみである。

 血液検査の結果は、先ずヘモグロビン(hemoglobin;Hb;HGB)が6.5で7をきったので、赤血球の輸血(blood transfusion)があった。白血球(WBC;white blood cell)はようやく増え始めたらしく、200から700になっていた。先生曰く、好中球(Neutrophil)は94%、LDH(lactate dehydrogenase;乳酸デヒドロゲナーゼ)は123と標準値内で、余計な血球が壊れているわけでもなく、まずまずらしい。血小板(PLT:platelet)は増加してはおらず、前回の35,000から30,000へ減っていた。今週一週間の血液の値(動き)を見て、次のBコースに移るタイミングを見ると言う。血小板が自力で増えるのが目安だそうだ。また、4/14(金)の、 炎症反応をみるCRP値の上昇で急遽実施された検査の結果は、咽頭スワブ(throat swab):Normal flora(正常値以内)、静脈血(venous blood:CVカテーテルから採ったもの):菌なし、末梢血(peripheral blood:腕から採ったもの):β-D-グルカン(カビ関連らしい)は陰性、という事で一安心。

 手の親指の爪半月(lunula) (爪で白い半月部分)が消えかけている件を質問すると、この原因はやはり、抗癌剤の影響だろう、との事。爪半月が出る爪の根元は細胞分裂が一番盛んな所なのだが、抗癌剤は細胞分裂自体を叩いているので、そういう場所に変化として現われるそうだ。そして、今後抗癌剤を何回も繰り返して使う為、何度も爪の成長が止まってしまう結果、そのうち爪に横線として現われ、波打つ様に爪にしわが出てくるらしい。確かにこの頃、爪の伸びが遅くなっているなぁっと感じていたが、気のせいではなかったらしい。

 質問ついでに、入院時の状態をしばらく放置していたら(つまり病気に気がつかず入院せずにいた場合)どうなっていた可能性があるかをKB先生に尋ねてみると、あと一週間位は体調不良のままフラフラと動いて仕事をしていたかもしれないが、それ以上だと貧血(anemia)で倒れる等して、多分救急車でどこかの病院へ運び込まれていただろう、との事だった。

【血液検査結果】4/17
WBC(白血球数)700 [/μl]、HGB(ヘモグロビン) 6.5 [g/dl]、PLT(血小板数)30,000 [/μl]、網赤血球数(reticulocyte) 2.4[プロミレン]、好中球(Neutrophil) 94.0%、リンパ球 6.0%
GPT 38[IU/l]、LDH 123[IU/l]、ALP 361[IU/l]、γ-GTP 240 [IU/l]、尿酸(UA) 2.1[mg/dl]、クレアチニンキナーゼ(CK) 13[IU/l]、CRP(炎症反応) 6.2[mg/dl]、好中球数 658[個]

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