2007-04-15

2006-04-14 (金) Aコース(1回目)18日目

 のどが痛く、指先・舌先のしびれは前日同様。肩・首周りがこっている。微熱(low grade fever;subfever)。頭痛(headache)は治らず、1日寝て過ごす。月経(menstruation;menses)はほぼ終了したと思われる。また、今日は便通(bowel movement)が1日で4回もあり、肛門(anus)が悲鳴を上げそうな状態である。最近は排便(defecation;evacuation)の度に処方してもらった軟膏(ointment)の「強力ポステリザン軟膏」でケアをしている。便自体も、下痢(diarrhea)でも硬い便でもなく通常ならぜんぜん問題にならない良い状態なのだが、肛門の筋肉(粘膜)が弱っている感じで、排便自体にに耐えられない程腫れている。痛い。

 今日はナースにシャンプーをしてもらう。シャワーは好中球(Neutrophil)数が少ないのでまだ禁止であるが、髪だけならシャンプー台があるので洗ってもらえる(自分で洗っている人も見かけた事がある)。髪は大半抜けたとはいえ、まだ抜けずに残っている毛も多く、ホットタオルで拭くには髪が邪魔する状態である。そこで、まだらに髪が残っている頭が恥ずかしかったのだがシャンプーしてもらえるか聞いてみたのだ。入院時の髪のあった頃は、ナースがドライヤーまでしてくれたので、びっくりの感激感謝ものだったが、今は毛も殆んど無くなってしまったのでハンドドライで十分であった。

 今朝の採血結果、白血球(WBC;white blood cell)が思ったより増えていないと先生が説明に来られた。白血球数が増えていない(逆に300から200と減ってしまった)し、炎症(inflammation)を示すCRP値がまた上昇 (1.0から8.1へ急増)しているので、感染の恐れがある。という訳で、また緊急採血が必要となり、4/7の時の様にCV(central vein;中心静脈)カテーテル(catheter)から静脈血(venous blood)と腕から末梢血(peripheral blood)の追加採取、咽頭スワブ(throat swab)があった。

 そして更に新しく抗菌剤、タゴシッド(Tagocid)200mgの点滴が追加で開始された。今日は11時と23時の2回あったが、明日からは午前10時の1日1回のみになるそうだ。4/7から開始された抗生剤(ペントシリンPentcillin、タゾシンTazocin)の点滴は今日も1日3回、9時・15時・22時にあった。 15時に白血球を増やすノイトロジン(Neutrogin;G-CSF)注射もいつもの通り。化学療法(chemotherapy)が終わったのに点滴で忙しい一日である。治療は順調に進んでいるのかと思ったが、今回は足踏み状態か? 

 長姉、母と次姉に親子携帯電話を購入したという。これで母と姉妹3人全員携帯電話を持った状態になった。一方で私の携帯だけがメール機能もカメラもない古い時代の機種となってしまったが、私はノートパソコンからメールを送れるので不便は無い。母は体力が無くなってきてパソコンを打つ力もなくなってきていたのだが、携帯なら便利だろうか、大変だろうか、メールが使える様になったらいいのになぁ、等と思う。長姉は家や母、私の事等、色々仕事を一杯してまた関東へ帰っていった。何度も遠距離往復、ありがとう。

【血液検査結果】
WBC(白血球数)200 [/μl]、HGB(ヘモグロビン) 7.4 [g/dl]、PLT(血小板数)35,000 [/μl]、網赤血球数(reticulocyte) 0.7[プロミレン]、好中球(Neutrophil) 10.0%、リンパ球 84.0%、単球(Monocyte) 2.0%.
GPT 33[IU/l]、LDH 125[IU/l]、γ-GTP 169 [IU/l]、CRP(炎症反応) 8.1 [mg/dl]、好中球数 20[個]

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