今朝も部屋までナースがわざわざ採血に来てくれた。体重((body) weight)を量りに行くと入院時より2キロ以上も減っていた。私はどちらかというと普通か痩せ型で、まぶたは、はれぼったい一重なのだが、鏡を見てみると上まぶたが痩せたのか二重まぶたになりかけていて驚いてしまった。食欲不振、嚥下(deglutition)苦痛をおして無理にでも食べる様に努力していたのに、もう少し頑張って食べねば、これ以上体重を落とすわけにはいかない、と思った。
右眼の古傷が久々に痛む。6年以上前、ちょっとした事故で眼球の白目部分を傷つけて以来、非常に疲れたりすると右眼がヒリヒリと痛み涙がボロボロと出たりするので診て貰うと、上皮糜爛(びらん;erosion:侵蝕,ただれ)と診断され、その後は先生から処方される目薬と軟膏薬を塗ってKF医大に定期的に眼の診察を受けに行っていた。半年間何も起こらなければそこで完治とすると言われていたのだが、なかなかそううまくいかない。緊急入院以降、目薬と塗り薬を中止していたが、先生に再開してよいか聞いてみて、治療には差し支えないので自己管理でお願いするとの事。
午前10時頃まで、TS先生に始まり、TNB先生、KN先生、毎週水曜日午前にある教授回診で先生の一団が来、その後にKB先生が来られた。私担当の4人の先生方は今回も教授回診の一団に一人も混じっていないのが不思議でならなかった。それに引き続き10時半からルンバール(Lumbal:腰椎穿刺)があります、とナースが病室のベッドに防水紙を敷く等のセッティングをしていかれ、また3月30日の時の様に腰に針を立てられるのかと、緊張しながら待っていた。
遅れに遅れてようやく11時40分頃から、今週から担当になったTNB先生によってルンバールされる事になった。待ちくたびれ緊張し過ぎたせいか、既にかなりクッタリしてしまった。麻酔(anesthesia)注射の痛さ、針で穿刺(paracentesis;puncture)される感覚の気持ち悪さは変わりなかったが、今回も前回と同じ抗癌剤等(メソトレキセート、キロサイド、ブレドニン)を髄注されたのだが、注入される時、前回の時の様な変な胸の圧迫感みたいな感覚は無かった。とにかく「丸くなって、丸くなって」といわれ、ぎゅっとひざを抱え込んで必死に丸くなり、更に疲労が増した。今回も枕を外して約1時間半強、仰向け安静(rest)になる様に言われ、じっとしているのがかなり辛かった。
夕方に今日の結果を教えてもらったが、今回も髄液に悪い細胞は検出されなかったとの事で一安心。そこで先生に訊いてみた。初回ルンバールの時、取り敢えずは目視で髄液を見て透明なら先ず良しとし(悪い細胞がいないと判断し)、次に顕微鏡検査で確認などをすると聞いたが、髄液を採って、明らかに濁っている事もあるのかどうか、と。するとそういう場合があるらしく、濁っている場合は悪い細胞がある為と考えてよいそうで、向こうが見えない位に濁っている人もいるそうだ。私の場合、もしかすると前回の初回ルンバール時、髄液が濁っているのではとかなり心配されたそうだ。
夕食後も4人の先生が入れ替わり立ち代わり診に来られた。のどの痛み、舌のしびれ(numbness)は昨日同様で、午後より頭痛(headache)少々、また、耳の空気抜きが出来ず、右耳ボゥーっとしたまま(耳鳴り;ear noises;tinnitus;ear ringing)。KB先生から2~3日前から指摘があったが、確かにトイレとかにちょっと行っただけで割合息が上がっている。昨日の赤血球(RBC:red blood cell)の輸血(blood transfusion)で少しはマシになったか。血小板(PLT:platelet)はずい分早く減少してくる。白血球(WBC;white blood cell)は200をきった。
長姉が関東から娘(姪に当たる)2人と義兄の母親と姉を連れて母の見舞いと観光にやってきた。これは私の病気が分かる直前に来ると予定していた件で、宿の予約も私がとっていた。長姉は21時前会いに来てくれた(面会時間はとうに終わっていたが親族なのだからといって色々差し入れを持ってきてくれた)。母は久々に孫2人と姉の婚家先の家族に会って、少し元気だった等、色々お話ししていってくれ、久々に楽しかったが、頭痛の為、少し疲れた。夜中に耳鳴りが解消すると同時に軽い頭痛が起こる。なかなか寝付かれず、午前3時半になっていた。横になると頭痛でしんどい。
【血液検査結果】
WBC(白血球数)200 [/μl]、HGB(ヘモグロビン) 9.0 [g/dl]、PLT(血小板数)44,000 [/μl]、好中球(Neutrophil) 1.0%、芽球(Blast) 1.0%、リンパ球 98.0%、LDH 337[IU/l]
2011/03/ 13 (日) 東北関東大震災、献血のご協力を!
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マグニチュード
9.0、世界史上4番目という未曾有の大地震が東北・関東地方で起こり、甚大な被害が出ており、大津波による、目を覆いたくなる様な被害には、ただただ、被災者の皆様のご無事を祈る他ありません。
・ 震災直後の日本全国の震度(気象庁)
・ 三陸沖津波観測情報(気象庁3月11日15時25分)
・ ...
13 年前
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