2007-04-06

2006-04-03(月) Aコース(1回目)7日目

 のどがだんだん痛くなってきた。舌にしびれが出てきており、食物を嚥下(deglutition《飲込み;swallowing》)するのが苦痛になっている。舌が自分のものでない様な違和感がある。今朝は採血でまたぶっ倒れたらいけない、という事で病室までナースが来てくれた。

 今日も化学療法(chemotherapy)はひと休みで点滴は無い日である。ただ貧血気味という事で午後から赤血球(RBC:red blood cell)の輸血(blood transfusion)があった。白血球(WBC;white blood cell)は400個になった(500個以下になった)ので、非常に感染しやすくなったと考えて、トイレに行く時などを除いて出来るだけ病室を出ない様にして下さい、という事になった。

 それと、初めてみる2人の先生を連れてこられた担当医のTS先生が「今月中旬位で私はあなたの担当を離れます。次から担当して下さるのがTNB先生(男性)とKN先生(若い女性)です」と引き合わせられた。しばらくはこの3人に主治医のKB先生の4人体制で診察に当たるそうだ。TS先生は4月からここの大学病院の大学院へ進学される為、現場を離れると言うことだったが、ようやく化学療法も入院生活も慣れてきた所なのに、先生が変わってしまうと聞き、少し不安にショックが混じる。

 午前に職場のボスに電話をし、とりあえず年休のお願いをし、緊急入院する事になった経緯を話し、詳細はメールでお伝えしたいと話す。どうしようもなかったとはいえ、急に仕事が出来なくなってしまい申し訳ない気分で一杯だった。インターネットやEメール等通信手段はまだないが、幼なじみのYちゃんにメモリスティックに記録したものを送信してもらえないかと昨日お願いしていたので、午後に来てくれた時にボス宛のメール文を託した。

【血液検査結果】
WBC(白血球数)400 [/μl]、HGB(ヘモグロビン) 6.9 [g/dl]、PLT(血小板数)69,000 [/μl]、好中球(Neutrophil) 6%、芽球(Blast) 1.0%、リンパ球 93.0%.
LDH 525 [IU/l]、γ-GTP 162 [IU/l] 、CRP(炎症反応) 0.1[mg/dl]

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