2007-06-23

2006-06-05 (月) Aコース(2回目) 18日目 外泊

 血圧90-54、脈拍60、36.6℃。
 手足指先のしびれは少々きついままで、舌先も少し痺れている。あれほどきつかった肛門(anus)痛も今朝は嘘の様に激減してやわらいでいる。もしかすると、もう白血球(WBC;white blood cell)が増えているのかもしれない。朝食後、新研修医のYM研修医が挨拶に来てくれる。小柄で可愛らしい先生だが、やはり緊張して殆んど話は出来ず。その後、回診(round)に来られたTNB先生には白血球が増えている様な気がするという話をする。

 しばらく経ってTNB先生が今度はYM研修医を伴なって血液検査結果を持って来られた。すると白血球が23,000と増え過ぎな程に急増していた為(基準値:2,800-9,000)、ノイトロジン(Neutrogin;G-CSF)は、今日は中止、即ち昨日迄の計6回で終了となり、PLT(platelet:血小板)も基準値まで十分に増え、その他の値も良いので、もう次の治療に進めると、TNB先生は説明された。次に進む目安は白血球が2,500-3,000、PLTは8-10万という事だったので、今回は十分過ぎる位、増えている。

 外泊許可(exeat;overnight)が出たのは言うまでもないが、まさかこんな勢いで白血球が増えるとは思ってもいなかったので、外泊の準備など何も用意していなかった。取り敢えず昼までのシャワーに間に合いそうだったので予約をお願いして浴びた後、慌ただしく荷物をまとめ、外泊分の薬も用意して、許可証が来るのを待ってから病院を出た。昼も遅くなっていたので、タクシーで旨いラーメン屋さんに立ち寄り、久々のラーメンを食べる。が、またしても味覚異常の為か、塩分がもう少し欲しい感じがし、味自体もぼやけて物足りない味がした。せっかくのラーメンだったのに少し残念である。

 帰宅後、また気分転換に庭仕事を少しだけし(勿論その後の手洗い等は念入りにしたのは言うまでもないが)、母がかつて育てていた、そして今年も一杯咲いた蘭(orchid)の花を切り、綺麗に活けて母の部屋に持って行く。昨夜、電話で口喧嘩をしてしまった手前、いきなり顔を合わせるのが何だかバツが悪いというのもあった。母は突然の外泊許可をとても喜んでくれ、また2人、缶ビール等で無事2度目のAコースを終えた祝いの乾杯をする。

 病院から持ち帰った、たまった洗濯物をしたり、片付けをしたり、食事をしたり、一泊しか貰えなかったので、結構忙しく過ごすが、夜一回だけ何故かバランス(balance)を崩し、廊下でこけてしまった。住み慣れた家でいつもの通り、パタパタと階段を駆け下り、廊下を曲がっただけだったのに、ちょっとショックである。怪我も捻挫(sprain;distorsion)もしなかったが、こんなこけ方をした事は今迄無かった。筋力が弱ってきているせいだろうか?

 今日は帰宅してからロキソニン(Loxonin)を計2回飲む。

【血液検査結】WBC(白血球数) 23,000 [/μl]、HGB(ヘモグロビン) 8.5 [g/dl]、PLT(血小板数) 126,000 [/μl]、網赤血球数(reticulocyte) 6.3 [プロミレン]、CRP(炎症反応) 0.4 [mg/dl]、好中球数13,570[個]

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