2007-08-28

2006-07-20 (木) ICTが痛み治療の邪魔をする 

 今回私が肛門痛でかなり苦しんでいる様子を見て、同情(??) して下さっている感じのKB先生が次の様な話を教えて下さった。

 私の今の状態の場合、多分抗生剤(antibiotic)の点滴をすれば炎症(inflammation)が治り、肛門痛も解消される筈なのだという。ところが当病院にはICT(Infection Control Team)というのがあって、抗生剤を乱用しない様に監視しているチームがあるという。これは抗生剤乱用で耐性菌(antibiotic-resistant bacteria)が出来て、院内感染(hospital infection)が発生するのを防ぎたいという目的のもと、作られたチームらしい。

 ICTは、末端の痛み(私の場合は肛門痛)等に安易に抗生剤は使わず、全身発熱とか痛みが出た時に抗生剤を使う様にと監視しているそうだ。その為、私は痛みに我慢を強いられている、という図が出来上がってしまっているらしい。こんなに痛みで悶絶している時位は使用して貰えないだろうかと、患者の立場から思うのだが。

 18日の血液検査でCRP値も1.8と上昇しており(多分、今はもっと上昇していると思う)、炎症を起こしている(今回のは主に肛門痛に由来していると思われる)のに、ICTのお陰で局所の炎症には使えないという事に加え、痛み止めは感染(infection)の目印になる発熱を抑えてしまうのでWBC(white blood cell;白血球)が少ない時は出来るだけ服用して欲しくないという血液腫瘍内科の治療方針。ダブルパンチです。。。

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