2007-08-05

2006-07-08 (土) Aコース(3回目) 04日目 

 指先、鼻の末端がしびれている感じがある。便通は昨日ごく少々あったのみで今朝はまだである。その為か、体重((body) weight)は入院以来最高となるが、脚はそんなにむくんで(swell;bloat)いない。両手足が痒いのは続くが発疹(exanthema;eruption)はない。目を左右に動かすと、目じり側に粘膜が目ヤニの様に寄って来る。

 本日4日目の治療は11時にナースがデカドロン(Decadron)のステロイド(steroid)の1時間点滴を繋いで行った後、TNB先生が来られ、先ず吐き気止めのカイトリル(Kytril)を静注(intravenous injection)後、抗癌剤(anti-tumor agent)のオンコビン(Oncovin)を静注、蓄積毒性があるといわれる、毒々しいオレンジ色のアドリアシン(Adriacin)の点滴を1時間の予定でセットされた。TNB先生は、私に余り吐き気(nausea)症状が出ないので、今晩のカイトリルは中止にすると言われる。但し、吐き気等の症状が出てくればすぐに連絡して下さい、との事である。24時間持続点滴終了後、14時半からソルデム・メイロン(Soldem・Meylon)の5時間点滴が始まった。

 今日はそれに加え、体重が増加しているので、11:15に利尿剤(diuretic)のラシックス(lasix)を追加で静注される。TNB先生は、体重増加で、取り敢えず利尿剤を打ったが、オンコビンとアドリアシンもあるので、今日は水分を多く採りつつ、尿を出す様にして欲しい、と言われる。先生の話では、抗癌剤のエンドキサン(endoxan;cyclophosphamide)で体重増加現象が起こる事もあるらしい。KB先生の話では、デカドロンでも体重増加する事もあるという。

 点滴疲れか、1日うとうととしつつ、利尿剤の為、小まめにトイレに通う。20時にやっと全ての点滴の管が外され、Aコース前半の主な点滴が終了した。

  夕食は気分が悪くなり、おかずを半分のみ食べ、ご飯は食べなかった。少しむかつきがあったが、もう夜の点滴もないので、先生を呼ぶ事はしなかった。就寝前、ラキソベロン液(Laxoberon Solution)を服用する。

 ところで、昨日のWBC(white blood cell;白血球)の値が十分高かった為、朝一番にTNB先生にシャワー許可を得、24時間持続点滴の終了する13時から13時半までにシャワーを浴びておく。入院当初は治療が始まればコース終盤の白血球が再度増える時まで絶対シャワー等無理だと思っていた。しかし入院も長期になり、同じ治療を繰り返し行なっている間に、ここでは治療中でもまだ白血球数の多い時期で点滴がない時なら、シャワーの許可が出る期間がある事を知ったので、出来るだけ浴びる様にしている。やはりホットタオルで体を清拭するよりずっと楽である。私の拭き方が悪いのか、何かコツがあるのかは知らないが、病室のベッドで、温タオルで体を拭くのは結構体力を消耗して疲れるものである。 

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