2007-08-10

2006-07-11 (火) Aコース(3回目) 07日目 キロサイドのルンバール

 腰痛(lumbago;backache)少々。昨日下痢(diarrhea)が続いたので、カマグ(酸化マグネシウム:Magnesium Oxide)は服用中止する。今日は2回、下痢気味だったが午前で大体おさまり。食欲も出てきた。喉の奥が痛い感じがするが、これはスープを飲んだ時のやけどによるものかもしれない。階段昇降の自主リハビリ(rehabilitation)を、1日で計3回、その他、色々と雑用をして過ごす。

 本日の治療予定は、例の気の重い、ルンバール(Lumbal:腰椎穿刺)のみである。注入する抗癌剤(anti-tumor agent)はキロサイド(Ara-C:Cylocide)である。10時開始予定だったのだが、夏休みを取られたTNB先生の代理立ち会いの先生が所用か何かでなかなか現われず、10時半になってようやく代行の代行立ち会い先生(IO先生)に、少し遅れて当初の代行予定のMI先生も加わり、YM研修医の施術で行なわれる。彼女は、ルンバールは慣れているらしく、前の病院では先生の立ち会い制度が無かったので、今すぐに開始出来るのですが、と立ち会いの先生が来られるまでの待ち時間に話しておられた。とにかくルンバールの時はいつも「丸く、丸く、出来るだけ丸くなって」とTNB先生に声掛けられていたのだが、今回はそんなに丸くなりもしない内に、私の背中で先生達の和やかな冗談話等が交わされている内に、髄液(脳脊髄液;cerebrospinal fluid)の回収と抗癌剤の注入がすんなりと済んでしまった。うまくいけば、あんなに膝を抱え込んでキュウキュウに丸くならなくても施術が出来るのだと初めて知った。その分、いつもよりはとても楽であった。自主的に2時間仰向け安静(rest)に寝て過ごす。夕刻結果を報告しに来てくれたが、今回も無事、悪い細胞は検出されず。

  今日は月に2回のIVHコネクタ交換日。ナースにお願いして、コネクタ部分を記念に貰う事にした。これは点滴を繋ぐコネクタで、IVHカテーテル(intravenous hyperalimentation catheter、中心静脈カテーテル)の胸の外に出ている2本の管(カテーテル)に連結されている。写真で水色端が点滴と繋ぐ側、透明端がIVHカテーテルに繋がれる側、管の途中に見える青色の部分はストッパーで、点滴時はストッパーを解放する。点滴を自由落下でなく、装置を通して機械的に流す場合、このストッパーがしっかり閉じていても、装置に入力した設定時間と液量で流れてしまう為、ナースはごく稀に、このストッパーを外すのを忘れた事に気付かない事もある。

0 件のコメント:

コメントを投稿