2007-05-08

2006-04-25 (火) 病院食の悲しみ

 栄養士(dietician、dietitian)のTさんが、また病院食についてアンケートをとりにくる。前回(4/17)はお願いして麺食を増やしてもらったが、素うどん200gの量は多いし、ぬるくのびていておいしくないので、増やして貰った火曜と土曜昼の麺類を中止にして貰う。ご飯時の汁物付きというのは続行して貰う。

 Tさんは明日の夕食は『冷凍ピザ』といつもの夕食とのどちらかを選べるが、どうしますか、と聞かれた。化学療法(chemotherapy)で食欲が落ちたり、食欲の無くなった人を対象に、冷凍の食品を出す日があり、食べたくなければそのまま冷凍しておいて、患者が食べたくなった時に好きに温めて食べられる様に配慮したメニュー(化療後食選択メニュー)である。ためらわず、冷凍ピザをお願いした。

 以下に、この日作成したメール文を転載する。

【病院食、やっぱり変だぜ。】
 前も来られた栄養士のTさんが、病院食について再度アンケートを取りに来た。前回は治療で食べられなくなった人を対象にある日の「夕食を『冷凍お好み焼き』にするのだが、どうしますか?」と言う事であった。食べられない場合は冷凍のまま保存しておき、食べられる様になった時にそれを食べれば良い、と言う趣旨のものだった。面白そうなので、それを頼んでみたら本当に市販のお好み焼きが付いてきてビックリした。

 今回はやはり治療で食欲の落ちた人の為にどの様にしたら食べたくなるか等のアンケートであった。何故、どのおかずにもまず使えそうにないレモン果汁がしばしば添えてあるのかを聞くと、人によっては酸味があると何とか食べられそう、と言う事からだそうだ。

 さて、聞き進むに従い、自分の願いを聞いてくれそうな事が分かり、「もともとご飯(めし)を余り食べない食生活だったので、毎回ご飯食は辛い。おかずに汁気がある時はそれにご飯を浸して(いわゆるニャんニャんご飯にして)食べるのだが、それ以外の場合、おかずを食べてもご飯が残ってしまって困る時がある。味噌汁等、毎回汁物があれば助かるのだが。。。」と言ってみた。すると直ぐにそうしましょう、という事になった。

 それではと、もう一つお願いしてみた。「麺類が大好きでここは木曜の昼が麺類の様だが、回数を増やせないだろうか」と。するとこれも直ぐにそうしましょう、という事になり、通常麺類である木曜日の昼の他に、火曜と土曜の昼を麺類にしてみよう、という風にアレンジしてくれたのである。但し、うどんなのでのびてしまう事は覚悟の上である。このアンケートは月曜の夕食後の話であった。

 さて、早速、火曜の昼である。タイミングが非常に悪かった。なんとおかずはビーフストロガノフであった。やっぱ、ご飯だろうなぁ、このおかずなら。。。きっと、もしホワイトシチューがおかずの時も火曜や土曜の昼だったら素うどんとシチューなんだろうなぁ~・・・

 一方で、昼・夕の食事には汁物がメニューに無い日でもつく様になった。これはありがたい、とご飯をかき込んではいたが、木曜日の昼は驚いた。木曜日の昼は麺類なのだが、その日はきつねうどん。その他に小さいお惣菜と、小さい吸い物が付いていた。。。何でやねん!!!

 ちなみに、本日昼ごはんも素うどんに味噌汁(miso soup;Bean-soup)が付いていて複雑な思いをしていると、また例の栄養士のTさんがアンケートを取りに来られた。明日の夕食は(食べられない人の為に)冷凍ピザだけどどうするか?ということだったので、ためらわずピザを頼んだ。こういってはなんだが、市販の方が味がするしねぇ。。。ついでに、火曜昼と土曜昼の麺類は取り消しにして貰って、汁物付きだけにして貰いました♪

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