2007-05-12

2006-04-28 (金)  可溶性IL-2レセプターについて 

 『可溶性IL-2レセプター』という検査が4/26採取の血液でされていたらしく、KN先生が結果を説明に来られた時、色々質問をしてみたり、後で一体どういったものかを調べてみたりした。

 この検査項目は今まで見た事が無かったので先生に『IL』とは『インターロイキン(interleukin:IL)』の略かと訊くと、その通りで『IL-2レセプター』とはホルモンみたいなものだと言う。先生の説明によると、このIL-2は白血病細胞(leukemia cell)に応答して、白血病細胞が増えるとこの値も増えるらしい。主にリンパ腫(lymphoma)の検査に使われ、正常値は145-519U/mlで、私の結果は1,120U/mlであった。この結果から言える事は、私の中に、まだ白血病細胞は(検出できる程度に)存在しているという事で、この値を参考に、Bコースの治療でどこまで白血病細胞を叩けるか(殺していけるか)を見ていく目安にする検査だという。

 ネットで調べてみると、インターロイキンとは、免疫(immunity;immunization)反応が起こる時に、白血球同士間での情報伝達がなされるが、その時に各細胞から出される免疫調整物質であり、血中に遊離される『可溶性IL-2レセプター』の量は、T細胞の活性化の消長を示す指標となるだけでなく、悪性リンパ腫や ATL(adult T-cell leukemia:成人型 T 細胞性白血病)等においては、腫瘍細胞(tumor cell)の増殖増加に伴ない上昇し、総腫瘍量を反映するとされているそうだ。

 KN先生の説明の方が分かりやすいですね。

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