2007-05-04

2006-04-23 (日) 外泊中の食事等

 外泊初日の昼は念願だったラーメンを次姉が作ってくれ、母と3人で食べたが、味が良く分からない上に薄く感じる。母達はおいしいといっているので、本当に自分の舌(味覚gustation、taste sensation)がおかしくなってしまっているらしい。せっかくの大好物のラーメンもこんなに味が分からないと、食べる楽しみが半減してしまう事を知った。長い治療のうち、まだ1コース目が終わったばかりである。味覚はいずれ元に戻るとは言われているが、いつになる事やら。

 夕刻、久々にいつも飲んでいた赤ワイン(wine)を飲んでみるが、これも全然味が違って感じる。形容しがたい味で、味がする事はするがおいしくない。何を飲んでいるのかが分からない、という感じである。仮眠後、缶ビール(beer)を母と分け合い、夕食をとる。食事も病院食よりはおいしい筈なのだが、あんまり物の味がよく分からないものが多かったが、ビールだけはとてもおいしく、ビールの味がした。

 外泊翌日の朝食用に病院食を残して持って来ていた。個別包装されたパンとバナナ、パック入り牛乳である。生ものはダメ、牛乳も未開封のものを飲み、開封後時間が経ったものはもう飲まない様にするとか、パンでもサンド等調理したパンはダメだが個別包装されパック詰めされているものならよいとか、ややこしかったので、持って帰って来た。

 昼は鴨肉で鴨なんばそばを出汁の味をかなり濃い目にして作り母と食べたが、今度はかなりおいしく感じた。毎週末よく食事を作って母と一緒に食べていたが、母は1人で食べる週日より、私と一緒に食べる分、週末の方がたくさん食べるとよく言っていたが、久々に私が作った鴨そば、味覚障害になっていたので味付けに自信が全く無かったが、おいしいと言って食べてくれた。

 お見舞いに貰ったプリン(洋菓子類も生クリーム等はダメで、プリンならば密封シールした例えば大手のPプリンといったタイプのものならOKといわれている)は、これまた私の好物なのだが、プリンの味がせず、おいしく感じなかった。

 また、幼馴染のYちゃんが筍煮をおすそ分けしてくれた。Yちゃんや彼女のお母さんは非常に料理が上手でおいしいのだが、それを夜、母と一緒に食べたが、これは非常においしく、筍の味がした。そばといい、筍といい、和風の濃い出汁で味付けた食べ物には味を感じるのだろうか?

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