2007-05-28

2006-05-11 (木) 輸血とノイトロジンの値段 

 一月程前、白血球(WBC;white blood cell)を増やすノイトロジン(Neutrogin;G-CSF)という注射は非常に高価で、赤血球(RBC:red blood cell)の輸血、特に血小板(PLT:platelet)の輸血製剤も同様に非常に値段が高いという話を聞いた。

 ノイトロジンは同室の先輩患者のISさんが1万4千円位する、と言っておられた。毎日していたのだから高くついている。全くため息が出る。(自己負担前の値段だと思う。)

 また今日、『照射濃厚血小板15U-R』(血小板15単位)の輸血(blood transfusion)があった。輸血はナースではなく必ず医師が繋ぎに来るのだが、この時にIH先生に、一体いくら位するのかを聞いてみた。すると、血小板は10単位で8万5千円から9万円、これに諸経費が付き10万円近い値段になるのだという。赤血球の輸血(赤血球は通常2単位を輸血する)は2単位で血小板の3分の1位の値段だそうだ。単位とは、生血200ccから採れるもの(赤血球・血小板等)を1単位という。例えば「血小板10単位」なら、「生血2リットル分から精製分離した血小板」という事になる。

 入院前は軽い気持ちで献血(blood donation)した事は何回かあったが、こんなに高価なものだとは知らなかった。自分が輸血される立場になるとは思ってもみなかったが、献血して下さった人の善意に、最後の一滴までありがたく輸血させて貰いたいと思う。

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