2007-05-13

2006-04-29 (土・祝) Bコース(1回目)5日目 

 ロイコボリン(leucovorin)の全開点滴が朝一番の6時にあった。これで一昨日夕方より始まった6時間おきのロイコボリン点滴も終わりである。昼に24時間持続点滴(ソルデム・メイロン(Soldem・Meylon))の交換があり、これが明日の昼に終われば、今回Bコースの点滴は全て終了になる。結膜炎(conjunctivitis)予防の点眼1日4回も本日で終了になる。尿回数チェックと尿量毎回計測はいつも通り。午後には輸血(blood transfusion)の為の血液検査の後、赤血球(RBC:red blood cell)の輸血があった。

 指先しびれ少々。喉の違和感、及び気管支の痛みがあり、だるい。食欲は入院初回治療時(Aコース)みたいに落ちるのかと思ったがまだ大丈夫で、口内炎(stomatitis)もイソジン(Isodine)のうがい(gargle)が効いてか、まだ起こっていない。便通(bowel movement)は一日無かった。前回肛門痛で非常に苦しんだので、便秘で肛門(anus)が少しでも切れてしまう事をひたすら恐れ、一日でも無いと不安になる(私は毎日便通があるタイプである)。

 KB先生にBコースで今後どうなるのか色々質問する。今のところ先生の眼から見ても経過は順調であるそうだ。血液の値は、月曜日あたりから白血球(WBC;white blood cell)がすごい勢いで下がり始め、Bコース開始2週間目あたりがほぼ最低の0近くになるそうで、その頃に喉が腫れたり、しんどくなったりするかもしれないという。食事の事を聞くと、加熱食に変わるが、もし生の野菜等が入っていたら食べずに自分でよけて下さい、と言われる。そして白血球を増やす注射(G-CSF)等で白血球を増やしていき、それを検査して寛解(remission)かどうかの診断が下されると説明された。

 本で知った不良因子であるt(4;11)、t(9;22)の事を昨日KN先生に聞いたのだが、KB先生にも聞いてみた。私の記憶通り、t(9;22)は検出されていない、との事。「t(4;11)の方はもう結果が出ている筈だが、多分こちらも検出されていないと思う、出ているとしたらもっと違う、新しい種類のものだろうが、そういった結果はまだ届いていない」との事。取り敢えず、不良因子が減ったみたいで良かったと思う。

 夜、携帯に着信があり、いつもの様に携帯電話を使える談話コーナーまでキャスター付き点滴棒(イルリガートル(Irrigator)台)を転がしながら移動して電話に出る。今日KB先生に聞いた治療の進行予定(白血球の減増予定)等を報告する。母は科学者(scientist)であっただけあって、非常にこういう話を興味深く聞いてくれ、私のつたない説明だけで、もしかすると治療を受けている私よりはるかにその内容を理解しているかもしれない。前回Aコースと違い、今回Bコースの治療を元気に過ごせている事に安堵してとても喜んでくれる。逆に心配なのは母で、風邪(cold)をひいたらしく腰も痛いらしい。私は入院中で何も母にしてあげられなく、もどかしい。大丈夫だろうか? 電話からの声だけなので、実際の様子が良く分からない(母は気丈な所がある)。早く治ってくれる様に祈る事しか出来ない。また、次姉の息子も風邪気味らしい。このところ周りで次々と火傷(burn)とか風邪の人が出てきて。。。どうしたんだろうって思ってしまう。

 今日もトイレ通いに忙しく、夜中も十分に寝ていられない為か、一日中眠く、うたた寝。夜も消灯前の21時頃早々に眠くなって就寝する。

0 件のコメント:

コメントを投稿